《学名》 Ruditapes philippinarum 《英名》 Japanese littleneck 《中国名》 蛤仔 (ゴーズ)
アサリはマルスダレガイ目マルスダレガイ科に属する二枚貝です。長さ4センチ、幅3センチ、高さ3センチほどで日本全国の潮間帯から水深10mほどの砂礫底に生息しています。特に淡水の影響がある河口や汽水域の浅い砂浜を好みます。
[主産地・名産地]
東京湾や瀬戸内海、九州、伊勢湾など日本各地にあります。名産地は関東以北では福島県相馬の松川浦など。
[旬]
3月〜6月には旨みのもととなるグリコーゲンやコハク酸の含有量が増します。九州では3月中旬頃、北に行くほど旬の季節は遅くなります。
[俳句]
陽炎にぱつかり口を浅蜊哉 小林一茶
[料理]
ぬた和えや酒蒸しにするほか、味噌汁や潮汁、炒め物、掻き揚げ。欧米ではバターで蒸して溶かしバターをつけて食べるほかスパゲッティ(ボンゴレ)やチャウダーの具に使います。フランスのブルターニュやスペインのガリシア地方ではアサリを生のままレモンを上から絞って食べさせるところもあります。
クラムチャウダー
アサリやハマグリをクリームソースでポテトとともにシチューにしたもの。イギリスやアメリカ東海岸の冬の料理としてとてもポピュラーです。白いままのものをボストン風クラムチャウダー、トマトを加えたのをマンハッタンクラムチャウダーなどと言います。
作家の檀一雄は『わが百味真髄』所収の「自家製のニューヨークの味」に彼独自のクラムチャウダーのレシピを載せています。
アルメハス・ア・ラ・マリネラ
アルメハスとはスペイン語でアサリのことで、アサリの漁師風とでも訳されます。最初にニンニクをオリーヴオイルで炒め、続いてアサリを入れて白ワインを振って蒸します。上からパセリを振れば出来上がりです。
深川丼
東京湾では昔、アサリが大量に取れました。そこで生まれたのが深川丼。アサリの剥き身に醤油と酒を加えて煮込み、その汁でご飯を炊いて身を混ぜます。
あさりの掻き揚げ丼
千葉の木更津はアサリが名物で、あさりのかきあげ丼がよく知られています。内房ではアサリの干物や串アサリが作られます。
[栄養]
ビタミンB2、カルシウム、鉄分が豊富です。
ウチムラサキ(大アサリ)
《学名》 Saxidomus purpurata 《英名》 butter clam
伊良湖岬を含む三河湾沿岸一帯ではうちむらさきが名物になっています。殻の直径は8〜10p、殻高6〜7cm。内湾部の潮間帯から水深30mほどの砂利の混じった泥底に生息します。
丹後地方では外套膜痕の姿が天橋立に似ているとして「橋立貝」と呼びます。
[料理]
大き目のうちむらさきを殻ごと焼き、 口が開いたところで醤油を垂らします。
厚岸産
殻付き牡蠣(15個)とアサリ(500g)のセット 販売期間:11/14-06/25