青海苔(あおのり)

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 緑藻綱アオサ目のアオサ科やヒトエグサ科に属します。混ぜノリと呼ばれる浅草海苔の代用品や乾燥させて粉末状にした「もみ青のり」、ノリの佃煮にされます。
 緑藻類の緑色は緑色野菜と同じくクロロフィルとカロテンです。また、緑藻類に特徴的な磯の香りの成分は、ジメチルスルフィドといわれるイオウ化合物で、緑藻類に特に多く、褐藻類や紅藻類にはあまり含まれていません。

[料理・加工品]
 かき餅や汁物、酢の物に入れてきれいな青みを出します。
 混ぜノリと呼ばれ浅草海苔の代用品として食べられるほか、乾燥させて粉末状にした「もみ青のり」やノリの佃煮にされます。もみ青のりはお好み焼きやたこ焼きの上に振り掛けるのが一般的です。

青海苔羊羹

 山口県下関市・豊北町の名物で、狗留孫山を源流とする粟野川で採れた最上級の青海苔を使った羊羹です。
 青のりの磯の薫りと甘みを組み合わせるなんて信じられないと思っていましたが、どうしてどうして。口のなかに磯のかおりがふわっと広がってなんともいい感じです。固定観念を吹き飛ばす食べ物です。


スジアオノリ(筋青海苔)
《学名》 Enteromorpha prolifera
 アオサ科アオノリ属に属し、長さ10〜30cm、幅0.5〜10mm、日本各地の潮間帯中部〜下部の主に淡水が混じる河口の汽水域に生息します。主に高知県の四万十川、徳島県吉野川で養殖されています。あおのりの中でも最も美味しいとされているのがこのすじあおのりです。

 他にヒラアオノリ(平青海苔)《学名》Enteromorpha compressa 《英名》green confetii や、磯の香りが濃厚なウスバアオノリ《学名》Enteromorpha linza、ボウアオノリなどがあります。

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四万十川のあおすじのり



石蓴(あおさ)

 あおさと呼ばれるのは、緑藻綱アオサ目アオサ科あおさ属のものとアオサ目ヒトエグサ科に属する緑藻類です。アオサに関する歴史的な文献はわずかで、ほとんどアオノリと区別されずに食べられていたようです。

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   五島のあおさ


アナアオサ(穴石蓴)
《学名》 Ulva pertusa Kjellman   《英名》 sea-lettuce 
 英語で「海のレタス」という名をもつアナアオサはアオサ科アオサ属に分類される藻類です。直径5〜15cm、日本各地の潮間帯で一般的に見られ、アオサといえばこのアナアオサかヒトエグサを指します。内湾部では長さが50cm以上に成長する場合もあります。

[主産地]
 長崎県の五島列島、鹿児島県の奄美大島、愛媛県松山など

[旬]
 わかめと同じく初春の若葉が最も柔らかく美味しいです。

[料理]
 アオノリと同じようにかき餅や汁物に青みを添えるためによく使われました。ほかにも生のままで酢の物にしたり、雑炊の具、天ぷらなどにするなどして食べます。

あおさ汁
 九州、沖縄、四国の一部では、豆腐とあおさ、しらすまたは干し魚のほぐし身を入れてあっさりとした澄まし汁にします。

[栄養]
 ビタミンCとAを豊富に含みます。高い保湿性と引き締め効果から、化粧品の原材料として使用されることがあります。


ヒトエグサ(一重草)
《学名》 Monostroma nitidum
 アオサ目ヒトエグサ科ヒトエグサ属。直径5〜10cm、日本各地の潮間帯上部から中部にかけて生息します。アオサ属のものより体が薄く、ぬるぬるしています。
 沖縄では「アーサー」と呼ばれ、薬膳料理のひとつにあげられるアーサー汁の具材として用いられます。鮮やかな緑色がなんとも爽やかで風味も抜群。
 養殖が盛んなのは北中城村で、9月ころに浜に網を張って胞子を付着させ、翌年の1月から3月にかけて網ごと引揚げます。

[料理・加工品]
 味噌汁の具や佃煮として利用されます。板状にしたものを「青板」、そのままの状態で天日干ししたものを「青ばら」と呼びます。

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 沖縄健食館のアーサー




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