タラ目タラ科に分類される魚で、ほとんどが北半球の寒帯や亜寒帯の海域に生息していますが、例外として南半球に生息するミナミダラと大陸の淡水に生息するカワメンタイがいます。共通する特徴は、第1背びれが頭部より後ろから始まっており、尾びれが上下対照で、鰓孔の上端が胸びれより高い位置にあることです。ここでは日本のタラに味がよく似たタラ目メルルーサ科の海水魚も紹介します。ちなみにギンダラはタラの一種ではなく、ホッケなどと同じくカサゴ目に分類されます。
[栄養]
脂肪量が極めて少ないためダイエット食材として利用されます。
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マダラ(真鱈)
《学名》 Gadus macrocephalus 《英名》 pacific cod 《中国名》 鱈魚(シュエユィ),大口魚(ダーコゥユィ)
大きなもので体長1m、小型のものはポンタラと呼ばれます。背びれが3つ、しりひれが2つ、上あごが下あごより前に突き出しており、下あごに目立つヒゲがあります。太平洋北部の亜寒帯の海で暮らし、冬から春にかけて産卵回遊をおこなう以外には広範囲の回遊はおこないません。
[旬] 12月〜2月
[料理]
身肉は水分を多く含み、身割れを起こしやすい。昆布じめ、煮付け、鱈チリ、みそ焼き、フライなどにされます。
精巣は雲腸(くもわた)、菊子(きくこ)、タツコなどと呼ばれ、スケトウダラのそれよりも高価格で取引されます。湯引きにして酢醤油で食べたり、ホイル焼きにしたり、味噌汁や鍋物の具に使用したりします。卵巣は真子と呼ばれます。
まだらのじゃっぱ汁
青森の名産料理で身肉だけでなくアラや肝、エラ、胃袋なども大根・長ねぎと一緒に入れた塩汁です。「じゃっぱ」とは「通常は捨てる部分」を意味します。
まだらの子和え
肝の油分を使ってほぐした卵と短冊状に切って茹でた大根、にんじん、ワラビを一緒に炒めます。
[加工品]
棒だら、塩だら 干したタラは北海道でタラトバと呼ばれます。
芋ぼう
干し鱈を水で戻してエビイモと一緒に煮付けた京料理の一種です。
タイセイヨウダラ
《学名》 Gadus morhua 《英名》 Atlantic cod
全長1〜2mの大型種で北米の大西洋岸、グリーンランド、北海、バレンツ海などに分布します。欧米ではニシンと並ぶ最も重要な水産資源で、イギリスとアイスランドは1958年から1976年にかけて、タラ漁をめぐって激しい漁業権争いを繰り広げ、一時は国交断絶寸前にまで至りました。
[料理]
鮮魚のままグリルされるほか、干し鱈や燻製、塩漬けなどにされます。
スケトウダラ(介党鱈)
《学名》Theragra chalcogramma 《英名》 Alaska pollock 《中国名》 明太魚(ミンタイユィ)
体長は70cmほど。スケソウダラと発音されることもあります。別名スケソ、ガンスケ(東北)、ミョンテ(韓国)。マダラと異なり下あごのほうが上あごよりも前に突き出ており、下あごのひげは短くてあまり目立ちません。また、マダラの場合は釣り上げたあと腹部が膨らみますが、スケトウダラは膨らみません。発達した浮き袋をグッグッと震わせて求愛行動や威嚇をおこないます。
[漁期] 10月〜1月
[料理・加工品]
身肉は主にかまぼこなど練り製品の材料にされますが、北海道では鮮魚料理が食卓に並ぶことも多く、ルイベや煮付け、ちゃんちゃ焼きや三平汁の具にしたり、生たらこ(卵巣)を煮て食べたりします。
たらこ
スケトウダラの卵巣です。
辛子明太子
タラコを塩漬けにして昆布ダシや日本酒、みりん、唐辛子などで調味し、熟成させたものです。東日本では辛子明太子のことを「めんたいこ」と表現することがありますが、明太子とは韓国語でスケトウダラを意味する明太(ミョンテ)の子どもという意味でタラコと同じ意味です。
コマイ(氷下魚・氷魚)
《学名》 Eleginus gracilis 《英名》 saffron cod
別名カンカイ(※サハリンに住むギリヤーク族の呼び名から)。全長30cmほどで上あごが下あごよりも前に突き出ており、下あごのひげは目立ちません。マダラやスケトウダラと違って体が細くまだら模様・すじ模様がありません。コマイという名前は「小さな音を立てる魚」を意味するアイヌ語の「コマエ」から来たという説と、マダラより「小さい」ところに由来するという説があります。漢字の「氷下魚」は、海面の凍った厚岸湾や根室湾に産卵のために集まってきた群れを氷の上から穴釣りをするところから。
北海道では体長15cm未満をゴタッペ、15〜25cmをカンカイ、25cm以上をオオマイと呼んで区別します。白子の大きいオスが特に好まれます。
[料理]
新鮮なものは塩焼き。一般に干しコマイに唐辛子マヨネーズをつけるなどして食べます。
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メルルーサ
《学名》 Merluccius 《英名》 hake 《スペイン語名》 merluza
[栄養]
脂肪量が極めて少ないためダイエット食材として利用されます。
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マダラ(真鱈)
《学名》 Gadus macrocephalus 《英名》 pacific cod 《中国名》 鱈魚(シュエユィ),大口魚(ダーコゥユィ)
大きなもので体長1m、小型のものはポンタラと呼ばれます。背びれが3つ、しりひれが2つ、上あごが下あごより前に突き出しており、下あごに目立つヒゲがあります。太平洋北部の亜寒帯の海で暮らし、冬から春にかけて産卵回遊をおこなう以外には広範囲の回遊はおこないません。
[旬] 12月〜2月
[料理]
身肉は水分を多く含み、身割れを起こしやすい。昆布じめ、煮付け、鱈チリ、みそ焼き、フライなどにされます。
精巣は雲腸(くもわた)、菊子(きくこ)、タツコなどと呼ばれ、スケトウダラのそれよりも高価格で取引されます。湯引きにして酢醤油で食べたり、ホイル焼きにしたり、味噌汁や鍋物の具に使用したりします。卵巣は真子と呼ばれます。
まだらのじゃっぱ汁
青森の名産料理で身肉だけでなくアラや肝、エラ、胃袋なども大根・長ねぎと一緒に入れた塩汁です。「じゃっぱ」とは「通常は捨てる部分」を意味します。
まだらの子和え
肝の油分を使ってほぐした卵と短冊状に切って茹でた大根、にんじん、ワラビを一緒に炒めます。
[加工品]
棒だら、塩だら 干したタラは北海道でタラトバと呼ばれます。
芋ぼう
干し鱈を水で戻してエビイモと一緒に煮付けた京料理の一種です。
タイセイヨウダラ
《学名》 Gadus morhua 《英名》 Atlantic cod
全長1〜2mの大型種で北米の大西洋岸、グリーンランド、北海、バレンツ海などに分布します。欧米ではニシンと並ぶ最も重要な水産資源で、イギリスとアイスランドは1958年から1976年にかけて、タラ漁をめぐって激しい漁業権争いを繰り広げ、一時は国交断絶寸前にまで至りました。
[料理]
鮮魚のままグリルされるほか、干し鱈や燻製、塩漬けなどにされます。
スケトウダラ(介党鱈)
《学名》Theragra chalcogramma 《英名》 Alaska pollock 《中国名》 明太魚(ミンタイユィ)
体長は70cmほど。スケソウダラと発音されることもあります。別名スケソ、ガンスケ(東北)、ミョンテ(韓国)。マダラと異なり下あごのほうが上あごよりも前に突き出ており、下あごのひげは短くてあまり目立ちません。また、マダラの場合は釣り上げたあと腹部が膨らみますが、スケトウダラは膨らみません。発達した浮き袋をグッグッと震わせて求愛行動や威嚇をおこないます。
[漁期] 10月〜1月
[料理・加工品]
身肉は主にかまぼこなど練り製品の材料にされますが、北海道では鮮魚料理が食卓に並ぶことも多く、ルイベや煮付け、ちゃんちゃ焼きや三平汁の具にしたり、生たらこ(卵巣)を煮て食べたりします。
たらこ
スケトウダラの卵巣です。
辛子明太子
タラコを塩漬けにして昆布ダシや日本酒、みりん、唐辛子などで調味し、熟成させたものです。東日本では辛子明太子のことを「めんたいこ」と表現することがありますが、明太子とは韓国語でスケトウダラを意味する明太(ミョンテ)の子どもという意味でタラコと同じ意味です。
コマイ(氷下魚・氷魚)
《学名》 Eleginus gracilis 《英名》 saffron cod
別名カンカイ(※サハリンに住むギリヤーク族の呼び名から)。全長30cmほどで上あごが下あごよりも前に突き出ており、下あごのひげは目立ちません。マダラやスケトウダラと違って体が細くまだら模様・すじ模様がありません。コマイという名前は「小さな音を立てる魚」を意味するアイヌ語の「コマエ」から来たという説と、マダラより「小さい」ところに由来するという説があります。漢字の「氷下魚」は、海面の凍った厚岸湾や根室湾に産卵のために集まってきた群れを氷の上から穴釣りをするところから。
北海道では体長15cm未満をゴタッペ、15〜25cmをカンカイ、25cm以上をオオマイと呼んで区別します。白子の大きいオスが特に好まれます。
[料理]
新鮮なものは塩焼き。一般に干しコマイに唐辛子マヨネーズをつけるなどして食べます。
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メルルーサ
《学名》 Merluccius 《英名》 hake 《スペイン語名》 merluza
体長はおよそ1〜2mで、シルバーヘイク(《学名》 M.bilinearis 《英名》 Silver hake)、ヨーロッパヘイク(《学名》 M.merluccius 《英名》 European hake)やケープヘイク(《学名》 M.capensis Castelnau 《英名》 Cape hake)などを含みます。主にアフリカ、南米などの大陸棚斜面に生息します。スペインでは市場やレストランでよく見かけられます。
[料理]
フライ、干物、味噌漬などに使われます。